ベルリン家探しを通じて学んだ事
更新しないまま、どんどん日にちが経ってしまいました。
でも、もう気にしない!自分のペースでやりたいようにやっていきます。
前回はこんな感じ
hurrahurrahurra.hatenablog.com
続きをしっかり書かなきゃとずーっと思ったままで、なかなか書けずにいました、
ようやく書けて嬉しい!!
さて、ベルリンで家を探す方法は、多くの方が体験談を書かれているので、もう私が語るまでもありませんが、
ざっくりと手段を分けると、
1、ウェブサイトを通じて物件を見つける。
2、友人の紹介
3、ひたすらAirB&Bなどの安宿でやり過ごす
ぐらいかなと思います。
おいおい、3ってなんだよ非現実的じゃんと思うかもしれませんが、家が見つからず1か月ほどそれでやり過ごしながら家探しをした、という話も聞きました。
やばいそんなにみんな必死なんだ...と寒気がするほどの切羽詰まった感をようやく感じ始めてゾッとした話でした。
まぁ家が見つからなければ、ツテが無い限り3の選択肢を取るしかないですもんね。
手前味噌ですが、、、
よければ割引どうぞ
ちなみに私は宿探しはBooking.com派
AirB&Bはなんか気ぃ使いそうで敬遠している...良い体験談あれば聞かせてください。
話逸れました、
家探しの手段その2はあれば本当にラッキーですね!
ちなみに会ったことない友人の友人の友人であっても、知り合いのツテには変わりない。存分に使うのが当たり前ー!という世界でした。
いやー、尻込みする性格だからなかなきつかった。。。
でも、ベルリンに住んで以来、困ったことがあればお互い様という精神を皆持ち合わせているのをなんとなく感じています。
だから、私も自分の持っている物や情報が誰かに役立ちそうなら、是非協力したいと思っています。やっぱ、役に立てるって嬉しいです。
そして、最もメジャーであろうその1。
多くの人がウェブサイトを通じて物件を探しています。
ウェブサイトは様々なものがありますが、
お金がない、英語はまぁまぁできる、ドイツ語全然できん、マメな性格じゃない、ややチキンな性格、そんな日本人女子が使ったウェブサイトをご紹介します。
WG-Gesucht
ドイツの主要都市で物件を探せる、多分一番よく使われているサイトじゃないかと思います。
WG(ベーゲーと読みます。フラットシェアのこと)だけでなく、フラットや一軒家も探せるようです。
部屋を貸したい、誰かとフラットをシェアしたいと思ってる人が自分でサイトを通じて募集ページをアップします。その数多くの物件から自分の条件に見合った物件を探せます。
予算、広さ、地区、シェアメイト(性別、年齢、学生かフルタイムワーカーか、どこの国出身か、セクシュアリティなど、、、ベジタリアンか否かを問うてる物件もありました)
MixBドイツ
あっとベルリン
海外在住日本人定番のコミュニティサイト。
私はこれらで見つけた物件に自分から連絡したり、逆に自分で部屋を探しているという広告を出していたら連絡が来たというケースもありました。
余談ですが、私が若かった頃あまり日本人と海外でつるむのに気が進まないと、尖がっていた時期がありました。
確かにあまりべたべたした関係は苦手なのですが、言葉が通じるもの同士だけでなく感性もある程度共有できるので、やはり楽だと思いますし、しっかりコミュニケーションを過不足なく取れるので安心であると思います。
ただ、日本人とはいえ、やや性格に癖のある方に出会う可能性も高いです(この辺に留めときましょかね。まぁはっきり言って嫌な思いをする経験をしたということです)
お金が無いので、仲介手数料がかかる業者は避けました。
お金かけた割にそんな良いもんが見つかるような気がしなかったので、、頼るなら最後の方のオプションだなーと考えていました。
結局わたしはWG-Gesuchtで物件を見つけました。
応募メールを送って帰ってこないことはザラ。送ってこられる方も膨大なメールを全部処理しきれないので見てもらっていない可能性が高いと思った方が良いです。返事返してくれるだけまだマシって心の底から思いました。
私がベルリンに来たのは夏。大学生が学校が始まる前に引っ越してくる時期であり、しかも夏はベルリンにとって一番良い季節。沢山の人がこのタイミングで安宿として数か月住むためにアパートを探します。
つまり、夏はベルリンの家探しの繁忙期です。
家探しウェブサイトを通じて見つけたオーナーとメールでやり取りをするのですが、100件メールを送って1,2件返ってきたら良い方だという話も聞き、ますますゾーっとしました。
そんな中、わたしが気にかけたこと。
①それは、自分が何者であるか、自分のニーズをきちんと明確にすること。
②相手が何を望んでいるのかを読み取ること。それ次第で、自分と暮らすことでその望んでいることが実現する、メリットがあるとアピールすること。
①についていうと、例えば、全く知らない相手からメールが来てどんな人間なのかが分からないと不安になりますよね。
なので、相手から好印象を持ってもらい、返信したいと思ってもらうためにも自分の情報開示は重要です。これは自分で家探してますという広告を出す際にも通じることです。
明確にしておきたいのは、
性別(女性限定という物件もよくあります)
年齢(大体で良いので。やはりあまり若すぎるパーティ三昧の学生ノリの子とは住みたくないという声は沢山でした。)
何をしてるのか(学生なのか、安定した仕事をもって収入が安定しているのか、など。特に収入面は家賃をしっかり払ってもらえるかどうかの信用のポイントになります)
希望入居日
短期か長期か(はじめ短期だけど、うまくやっていけるか様子見して長期でもいいよというパターンもよくあります)
住民登録希望か(ポイントです)
使用言語
などかと思います。
②については、
色んなニーズの人がいました。
静かに暮らしたい、楽しく和気あいあいとしたい、一緒にビジネス的な意味で成長し合える関係を築きたい、自分のことは自分でやってくれ、言語学習のためにタンデム組もうぜ、自分と一致するセクシュアリティ以外はちょっと...、などなど。
自分と一緒に住む人間を選ぶというのは重要です。今後の生活がワンダフルになるかストレスフルになるか、運命の分かれ道です。なので、ちょっとアレな言い方ですが、しっかり選別しているようでした。
応募する側もメールにまず①で書いたような自分についてに加え、②にあたる自分アピールを書くのに必死です。
そして、返事が返ってきて指定された日にその物件先に向かうとゾロゾロと候補者がそろっており、一斉見学会スタート。その中から1人が選ばれるのです。
もうね、完全に就活やないかこれ!!と心の中で叫んでいました。
私が家活と呼んだのは言葉を就活にかけたからですが、理由なくそうしたわけじゃないかったんです!
ほんとに就活を思い出してやれやれと思いました。
けれど、人生においてこうやって自分をアピールしなければならない時って何度も訪れるんでしょうね。日本の終身雇用社会だと決して味わえないこと。
そして、その終身雇用社会も崩れてきている。こうして、自分のアピールするためのメソッドはしっかり持っておいた方が良いと痛感し、とても良い勉強になりました。
ちなみに、狙い目の物件は、日本文化好き、または日本語勉強中の人を見つけることです。
まじで超優遇されます。こっちにいて、ネイティブ日本人と密に関われることってホントに貴重なことなんだと思います。
ちなみに私の個人体験談を話すと、その物件のフラットオーナーはゲイで、できれば同じセクシュアリティの人に来てもらいたいという旨の募集でしたが、日本文化好きの人だったので特例でOKだよという返事をいただきました。
結局、予算の関係で選ばなかったのですが、すごく良い物件で物件の割に値段も手ごろでした。住んでたらどうなってたんだろう。
ちなみにその物件はWG-Gesuchtで見つけました。募集ページに対応可能言語(ウェルカムな国籍)も表示されるので、たまたま日の丸マークの付いたその物件を見つけました。ラッキーだったと思う。
...ここまで、いろいろ書きましたが、結局は運とタイミングなんだと思います。
自分の第六感を信じるのが一番です。
わたしももうだめだと諦めていた時にたまたま目に飛び込んできた物件が今落ち着いた部屋です。
これにも裏話が...はじめ別の物件見つけてたんですね。でも口約束だけして契約書貰わずに帰ってしまって、数日後に他の人に部屋譲ったよーっていう連絡が...
だって連絡くれなかったじゃんって言われちゃって...呑気に引っ越し当日にそういう契約すんのかなって思いこんでたんです…呑気な自分が恥ずかしい。
というわけで、部屋確保できたらすぐ契約書の話にもっていきましょう!どっかの私みたいにならないようにー!!
こんな私の個人体験談でした。他にも色んな体験されて方が沢山いると思います。
色々調べて自分なりに良い方法を見つけてくださいね!
Viel Glück!!