Hurra! Hurra! Hurra!

デンマーク、ドイツでの海外生活を経て感じた事を発信します。また自分の専門である障害者福祉に関連した発信もどんどんしていきます。

特権意識をぶっ壊す〜私が抱いていたつまらないプライド

このクリスマスシーズンをデンマークで過ごし、前の学校の友達と再会したり、招かれたお友達のお家でのんびりと過ごしました。

 

ドイツからいきなりデンマークに移って、当たり前だけど街の雰囲気が全然違うのに改めて驚きます。 

デンマークは、悪い言い方をすればどんよりと、良い言い方をすればこじんまりと落ち着いた国です。

 

その滞在中に友達何人かと日本スタイルのラーメン屋に行きました。

日本のラーメンと言えば、いまや世界各地で展開されている日本食文化のひとつ。各地でお店が展開され、そこそこ人気を博しています。

がしかし、友達の一人は、食べたことなかったからトライしてみたけどこれは自分には合わないわと言って食べきれませんでした。

世界で人気だからと言って、誰にでも受け入れられるわけではないんだなと、改めて文化の違いを感じた瞬間でした。(元々好き嫌いが多い子ではありましたが)  

 

 

私がヨーロッパに来てもうすぐ一年が経とうとしています。

こっちに来てからの一年をぼんやりと思い返していて、ハッと気付いた事がありました。

 

ハッキリ言えば、私は日本人である事にタカをくくっていたんです。

 

以前滞在したニューヨークでは、たまたまその時ジャパニーズカルチャーブームだったのと、旅行で海外を訪れる度に日本人であることを割と珍しがられたのと、

昔からある世界における「日本人」や「日本ブランド」のイメージや信頼が高いのと(これはある意味本当だと思います)、
親日的な友達が周辺に多かったことと、

 

これらの経験から、自分は日本人だからどこに行っても割と受け入れられるだろうみたいな、

妙なナショナリズムみたいな意識を持っていたんです。


自分は日本人なんだ(ドヤ顔)、みたいな。
別の言い方をすれば、特権意識、特別感というものでしょう。

 

でもそうじゃなかった。
はじめは珍しがられても、日々を過ごしていくうちに、出身関わらず平等な扱いになる。
当然日本文化に全く興味がない人、日本がどこなのかさえ知らない人だっている。
日本でなくても、どこの国に対しても平等である事。

 

 

そんな当たり前の事に気付いた時、とても恥ずかしくなりました
自分はなんて奢っていたんだと。
自分が一番だという意識がずっとどこかにあったんです。
もちろん自分の生まれ育った国だし、馴染んだ文化なんだから一番親しみを感じるのは当然です。
でもだからと言って、世界の誰もに受け入れられるわけではない。ラーメンを食べられなかったあの子のように。

自分の国の文化の話をしても、ふーんと塩対応される事だってザラです。(もちろん話を興味深く聞いてくれる人もいます。これはもはや相手の性格の問題ですね)

 

 

どの文化だって素晴らしいし、とても面白い。
自分はそのバリエーションの一つにしか過ぎないんだと。

それに気付いただけでも、日本という名の小さな島国から遠路はるばる出てきた大きな収穫です。
自分の奢っていたつまらん特権意識をぶっ壊す事ができました。

 

 

日本は本当に、世界の小さな島国の一つに過ぎない。

昔は確かに一際世界で目立っていた時期もあったと思いますが、今は本当に世界のただの小さな国の一つ、それ以上でもそれ以下でもないと思います。

 

 

ひとつ言えるのは、自分がその土地にいる以上、その国の文化が一番のプライオリティになる。郷に入り郷に従えとは良く言ったものです。


新しい文化に飛び込んで、受け入れてみて味わって咀嚼してから取捨選択していく。
それが海外に住む醍醐味だとも思うし、大切な態度だと思うのです。