Hurra! Hurra! Hurra!

デンマーク、ドイツ、アジアバックパッカーを経て感じた事や体験談を発信します。また自分の専門である障害者福祉に関連した発信もどんどんしていきます。

災い転じて福となす。トラブルがもたらした出会いに感謝〜安上がり寄り道紀行イスタンブール

これまでの旅の流れはこちら

hurrahurrahurra.hatenablog.com

 

 

ベルリンのSchönefeld空港からイスタンブールの Ataturk空港に到着しました。

フライト時間は3時間程度。トルコって自分にとって何となく遠い国のイメージだったんですが、こうしてみるとヨーロッパから本当に近いんですね!

 


ちょうど週末だったのもありイスタンブールはヨーロッパからの旅行者だらけでした。

 


今回使ったのはトルコの格安航空会社のPegasus Airline。

www.flypgs.com

Googleフライトで見つけました。しばらく見ない間にGoogleフライトほんと便利になったと思います!

今回はだいたいこれで飛行機取ってます。

 


到着し、Wifi接続しようとしたのですが、

携帯の電話番号を登録してSMSでパスワードを受け取る形式だったので、Wifi確保できず。

イタリアもこのパターンだったんですよね、、、でかい空港でもコレです。

携帯持ってないイコール不審者扱いなのか!?理由はよく分かりません。

 


Simカード欲しいと思い、売ってるカウンターを見つけました。

欲しい分だけのギガ数に応じた値段でした。

ちょっと高いなーと思いつつ、カード支払いでいけるかと聞くと現金支払いのみとのこと。

 


それじゃお金下ろすかーということで近くのATMに行き、例のカード返ってこない事件が起こりました。

hurrahurrahurra.hatenablog.com

 


焦ってた私を尻目に色んな人が通り過ぎていったのですが、

その中でアジア系の女の子が声をかけてくれました。

心配してくれたものの、結局どうしようもないわごめんねと去って行きました。 


そうこう色々して、結局カードを諦め、(まぁどうにかなりました。詳しくは別記事で)  

 


呆然として、もうSimカードなんかいいから街に行こう…街で買えるかな…と思いながら、中心地行きの手段を探しました。

 


ここで私の詰めの甘さが発揮されるのですが、空港からのアクセスを調べていなかった。

Wifiが使えないかもという想定はしておらず、電車とかすぐに見つかるだろと思ってたのです。

 


んが、電車の駅なんぞどこにも見当たらず。

出待ちタクシーの運ちゃん(だいたいボラれるので乗らない方がいい)がゾロゾロとその場を大勢たむろしているばかりでした。

 


ダウンロードしておいたGoogle翻訳使ってセキュリティのお姉さんになんとか話しかけ、どうやらバスしかないからそれで行けとのこと。

「タクシム!タクシム!」と言っていたので、初めは「タクシー?」って思ったのですが、Taksim広場の事でした。

タクスィム広場 - Wikipedia

 

タクシーの運ちゃんの山を越えるとバスがズラリと並んでいました。

マトモそうな人を捕まえて(これ結構ポイント)、なんとか聞き出し、タクシム行きのバスに乗り込みました。

 


私が座ってるところから、さっき話しかけてきてくれたアジア系の女の子も座ってるのが見えました。

ああ、偶然だなぁと思いながら、あまり気にせず、そのままバスに1時間ほど揺られてタクシムに到着。

 


降りる際に例のアジア系女の子が私に気付いて話しかけてきてくれました。

 


「あれから大丈夫だった~?」

「いやーそれがさぁ…」

みたいな感じで会話が進み、何となくそのまま行動を共にする感じになりました。

 


彼女は中国からドイツに留学してるそうで、現在ケルンに住んでるとのこと。

イスタンブールに住んでる友人を訪ねて週末旅行に来たそうです。

 


んで、そのお友達が今から来てくれるとのこと。

 


バスを降りてふと見渡すと、タクシーの運ちゃんがゾロゾロと集まってる。

ほっといても勝手に寄ってくる。。

 


タクシー乗ろうと思ってたけど、タクシーはぼったくりだから絶対乗るなと、そのトルコ人の友人に言われたとのこと。

 


ネットも繋がんないし、行き方わかんないし、、

よし、このまま彼女に便乗してそのお友達を頼ろう!と思い、彼女にそれでもいいかと聞くとokとのこと!

 


少し経って、お友達が到着しました。

感じの良さそうなナイスガイ!ガールフレンドも一緒に連れて参上。

名前はオヌール君。

まだ名前を聞いていなかった中国の女の子はエミーちゃん。

 


オヌール君に、私とエミーちゃんがこうして一緒にいる経緯を説明して、

ホステスまでどうやって行ったらいいのか聞くと、なんとそこまで案内してくれるとのこと。

元々エミーちゃんのために来たけど、たまたま私たちの宿泊場所がお互い近いとのこと。

ついでだから、連れてってあげるよー!って超優し過ぎる!

 


こうしてイスタンブールの夜のお散歩がスタートしました。

 

タクシム広場は写真の通り、沢山人がいて、出店も沢山でした。

 

この日はどこかの国(どこかは忘れた)のイベントやってた。

f:id:pcopcopco:20180627092550j:image

f:id:pcopcopco:20180627092619j:image

f:id:pcopcopco:20180627092716j:image

 

f:id:pcopcopco:20180627092746j:image


エミーちゃんが携帯のSimカードを買いたいとのことで、途中でVodafoneショップに寄ったのですが、トルコのIDが無いと買えないらしい。。

そこでオヌール君、自分のID使ってエミーちゃんがSimカード買えるように手続きしてあげてました! 優しすぎる!!

 

待ってる間にVodafoneの店から通りを撮影。

トルコで一番の繁華街ではないかと思います。

f:id:pcopcopco:20180627093052j:image

 

名物トラムも通ってます。

f:id:pcopcopco:20180627093219j:image


他にも私たちの荷物を率先して持ってくれたり、、初めは遠慮してたんですが、オヌール君の彼女から「トルコの男の子はみんな女の子に優しくしてカッコつけるのが仕事だからやらせてあげて」と言われ、それならじゃあという事で荷物を預けました。

男女平等が当たり前だった北欧にいた私からすると、軽くカルチャーショック!

 


オヌール君はエミーちゃんとドイツの語学学校の友達だったそうで、この前までドイツの大学生だったとの事。

曰く、他の友達を訪ねてベルリンにも行った事あるよ~でもウィードとスペースケーキでずっとハイになってたからベルリンの街の事ボンヤリとしか覚えてない、との事でなかなかトンがった経験もしてきたオヌール君のようでしたw

 
私もベルリンでトルコ系の人達を見てきて感じた自分なりの人間観察から得た事をネタに、ドイツ・トルコを共通項にして色々話が盛り上がりました。

 

観光客のランドマーク的塔。

この日は登らず、次の日も結局登らなかったw

f:id:pcopcopco:20180627093304j:image

でも綺麗でした。中東の建物は皆ほんと綺麗。

 

そんなこんなでだいたい1時間ぐらい歩き、(結構歩いたのねw)、エミーちゃんのホテルに到着。

彼女と出会っていなかったらこんな新しい出会いに繋がらなかった。

そして彼女と出会ったのもカードのトラブルのおかげ。。

人生何がどう転ぶか分からないもんだなぁとしみじみしながら、エミーちゃんに感謝と別れを告げました。

 


エミーちゃんと別れ、オヌール君達は軽く道に迷いながらも私をホステルまで連れて行ってくれました。

 


今日初めて出会った見ず知らずの私にここまでしてくれるなんて!世の中こんなに良い人がいるのかとほんと感動でした。。

 


この日実は彼女さんの誕生日だったようで(こんな日に沢山歩かせて申し訳ない!マジ感謝)、この後飲みに行くんだけど良かったら来る~?って聞かれたのですが、

流石に旅の疲れがあって、パスさせてもらいました。楽しそうだったんだけどね、ちょい残念。

 


Whatsapp交換して、また何かあればいつでも連絡してねー!おうよ!そっちもねー!みたいな感じで、最後はお二人からトルコ式ハグ(左右ずつ計2回。ラテン式みたいなキッスは無し)を頂いて、お別れしました。

 


こんな素敵な出会いがあったのも、トラブルのおかげ。

もちろんトラブルは無い方がいい。でも、それも含めて旅の醍醐味なのかもら、

トラブルが起こっても、どうにかする目処が立ち次第スパッと切り替える。

旅だけじゃなくて、人生の秘訣かもしれないですね。

 


大変だったけど、おかげで良い夜になりました。

次の日に備えて眠り、また次回へ。 

hurrahurrahurra.hatenablog.com