Hurra! Hurra! Hurra!

デンマーク、ドイツ、アジアバックパッカーを経て感じた事や体験談を発信します。また自分の専門である障害者福祉に関連した発信もどんどんしていきます。

ドバイ、空港のみの上陸。トイレの謎のシャワー~安上がり寄り道紀行

前回より

hurrahurrahurra.hatenablog.com

 

 

こうして私はイスタンブールを発ち、ドバイ空港に降り立ちました!

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飛行機から降りた瞬間、夜中にも関わらずムワッとしたぬるい空気。

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やばい、これがこのエリアの基本スペックなのか…

 

 

ドバイはほんとに、イスラムの国なんですね。。。

トルコとは少し違って、なんとなくややピリッとした凛とした雰囲気を感じました。

(トルコもイスラム国家ではあるけど、信仰に基づく規律などは各々の自由としている)

 

 

ムスリムファッションが明らかにマジョリティのこの国。

(※写真撮ってません。なんかカメラ向けるのが失礼な気がして。代わりにリンク先のブログを参照ください。)

 

テレビや漫画などでしか見た事のなかった、白い服を着て布の帽子を被った男性。

tabicoffret.com

 

初めて目にする目以外を全身黒い布でまとった女性たち。

matome.naver.jp

 

色々調べたけど、アバヤとニカブの違いが分かりません。。。

服のパーツの呼称の違い??

ここでは便宜上UEAで着られてる目以外を全身黒で覆う服装をアバヤとします。

目まで隠すものはブルカというらしい。

 

アウトサイダーの私は少しギョッとしたけど、これがこの国の当たり前なんですよね。。

しばらくするとすっかり見慣れました。

 

というのも、みんな全身黒で覆ってるけど、人間観察してたら結局中身はフツーにその辺にいるようなスマフォいじってる女の子だったり、おしゃべり好きの女性たちだったり、とにかく違うのは服装だけだなーって私は思ったんです。

ちなみな足元のお洒落はそれぞれでスニーカー履いてたりヒールの靴履いてたり、持ち物もリュックだったりカジュアルなカバンだったり。

 

特にトイレにいくと、みんなベールを脱いでお化粧直ししたり、あけっぴろげーになってるのを見ると、あーなんだみんな普通のガールズ&レディースじゃないか、と私は思いました。

彼女達は彼女達なりにお洒落を楽しんでいる。

 

そして、実はアバヤってものすごくセクシーな装いじゃないかって気付いたんです。

アラブの女性特有のハッキリとしたとても印象的な目元だけをのぞかせ、残りの身体のパーツは黒いベールの下…

彼女達がその場を通り過ぎるたび、黒い布がそれに合わせてはためく…

あの美しい目の持ち主はどんな風貌なのだろう。あの黒いベールの下は一体どうなってるんだろう…

そう、想像力を働かせるしかないのです。

…ものすごくセクシーじゃないですか!?

黒っていうのがまた良いですよね。すごくミステリアス。隠してるはずなのに、ある意味逆効果ですよ、むしろ。

 

そしてオイルマネーの国、空港内がほんとに綺麗で整ってます。

ドバイなら日本人旅行者でも安心して旅行できそうだなーと思いました。

 

トイレも綺麗です!

ベールを脱ぐ女性のために個室内はフックが2つほど、しっかりしたものが設置されていました。

 

そして「?」と思ったのがトイレ。

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便座の横に謎のシャワーが付いてる。

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初めて見たぞこんなの!!

 

長旅で疲れた人はこれでシャワーできるの?と頭をよぎったのですが、もちろんシャワーはしてませんw そんな人ひとりもいなかったしw

 

でもあれなんなんだろうとずっと気になってたので調べました。

 そして見つけたのがこちらの記事。一番私が求めてる答えが載っていました。

blogs.yahoo.co.jp

 

トイレに紙もシャワーもある謎が、ある本を読んでいたら解けました。

イスラーム教徒女性の手引き』に、こう書いてあったのです。

 

'''トイレを使用したあと、プライベートな部分を洗うこと。ティッシュペーパーだけでは不十分。
この部分は、排泄をしたあと水で洗わなくてはならない。(もちろんティッシュを併用してもよい。)'''

(引用文献:”The Muslim Women’s Handbook” Huda Khattab, TA_HA Publishers Ltd. London2012 

 

手引きに「紙で拭くだけでは足りない」と明言されているため、トイレシャワーが必ず備わっているのだなぁ~と納得。
イスラームでは、清潔であることは神が喜ぶことなので、トイレでこのようにすることが励行されるのでしょう。

(リンク先ブログより引用) 

 

なるほど、そういう事だったのね。。

確かにティッシュも完備されていました。

同じイスラム圏にも関わらずトルコでは一切こんなシャワー見かけなかったのですが、私が見落としてただけなんだろうか…

 

こんなトイレ体験記見つけました(記事の最後のあたりにあります)。というわけで多分トルコにもあったのでしょう

4travel.jp

 

というわけで、トイレシャワー体験しました。

ノズルに手をかけた瞬間から水がブシュ―――ッ!っとものすごい勢いで出てきましたw

気をつけないとプライベートなところどころか下半身水浸しになります!ご注意くださいw

 

と、上記のようなエキサイティングなトイレ体験をしつつ、

インドへのフライトは12時。手続きを終えてロビーに落ち着いたのが4時。

ひとまず待合椅子でなんとか横になり、(手すりがあるので完全に横にはなれなかった)、うとうと仮眠を取りました。

 

8時頃目が覚め、ダラダラスマホいじったりしてるうちに、ご飯でも食べとくかって思ったので近くのフードコートへ。

 

せっかくドバイいるのに、インド料理のお店に行ってしまった笑  

チキンビリヤニ。めちゃくそ辛くてリアルに泣きました。

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奥の白い液体はヨーグルトです。辛さをマイルドにしてくれます。それでも敵わないぐらい辛かったです涙

周りのお客さんは多くの人がご飯類を普通に手で食べていました。

アラブ圏にいるんだなぁとここでも実感します。

 

食事を終えて、ゲートの方へ行くと、私を見るなり「デリー!?」とアテンダントさん。

 

ここでようやく気付いたのですが、私のiPhoneの時計がイスタンブールの時刻のままになっており(飛行機の中で設定を変にいじってしまい、時刻がオートで調整されなかった)、1時間遅れになってたんです。

1時間ほどの余裕を持って向かったはずが、ギリギリの到着になってしまいました、、!!

マジで危なかったw飛行機逃す所でしたww呑気に飯食ってる場合じゃなかったwww

 

幸か不幸か(?)、私は飛行機に乗り込み、いざインドへと向かうのでした。