猛暑の中4時間待ちぼうけ。痛恨のミス~安上がり寄り道紀行@ニューデリー
ニューデリーの空港よりデリー市内の宿へ向かいました。
詳細はこちら。
hurrahurrahurra.hatenablog.com
スリル満点アトラクションのバスを無賃乗車し、(だって乗務員さん運賃回収しに来なかったんだもの…しかも明らかに私以外の人も無賃乗車していたよ…)、
バスを降りると、デリーの路上には噂には聞いていましたが、沢山の路上生活者が寝ていました。
しかも小さな子供を抱えた家族が何組もそこで着の身着のままで暮らしているという様子。それに見向きもせずに通り過ぎていく通行人たち。。。
さすがに少し身の危険を覚え怖くなり、早足でホステルまで向かいました。
少し迷ってマジで怖かった。。。今思えばUberかOlaでタクシー手配したら良かったかもなぁ。。
ホステルは高級住宅街の中にありました。インドのホステルのとある定番スタイルは、高級住宅街に大きな家を建て、それを外国人向けホステルとして使用する、というもののようです。
確かにそうすれば治安も安心だし(住宅街の入口にはガードマンがいる事もあります)、安価でそれなりの宿を提供できる。
場所によっては綺麗なバスルームも用意できるし、キッチンも自由に使えるようにできるし、洗濯機だって備え付けられる。
外国人だけじゃなくてインド人にも無理がない値段設定なので、インド人の若者にも沢山出会いました。
宿探しは相も変わらずBooking.com!!
もはや回し者ですね~
でもそれだけホント便利なんです!
ここで宿探しのTip。
実際に宿泊した人のレビューを必ず参考にしましょう。
良し悪しに関わらず、レビューが沢山集まってるものの方が一番クオリティがそのレベルで保証されます。
良い宿に泊まりたいなら、スコアが高めの宿を限定に探せばよいです。
割り切って多少クオリティ低くても安ければ良いと思うならば、レビューのスコアを低めで且つ何がその宿で悪かったのかを参考にすれば、後でひどくがっかりすることなく「まぁこんなもんだよね、安いし」と割り切ることができ、多少ショックが和らぎます。
逆に全くレビューの書いてない宿は危険な罠物件である可能性もあり、トラブルに巻き込まれる可能性もあります。
どうしてもそこに泊まりたいならば、必ず事前に宿と連絡を取り、少しでも怪しいならば宿泊は避けましょう。(実際怖い目に遭った人たちの話を聞きました)
Booking.comは自分の要望に合わせて宿を探すのに、ほんとに便利です。
バックパッカーにはお勧め。
話がずれました。
そうしてなんとかようやく夜の21時頃、宿に着きました。
英語が堪能でちゃんと話が通じるインド人や宿泊客の欧米人を目にするだけでこんなにも安心感を覚えるのか…と自分でも驚きました。
しかも、みんなこんな時間に結構外を出歩いてる。。。今の私にはとても無理っす
夕飯を買いに行く気にもならず、後で食べようととっておいた機内食を食べてフロントで買った飲み物を飲むとそれなりに満たされました。
もう寝ないと、と思ったものの、明日の計画が実は立っていない事に気づきました。
(もうこの辺りの適当さ、自分を呪いたくなる瞬間です)
ムンバイ行けたらいいなと思ったので、列車に乗ろう!
と思いきや、
どうやら当日では寝台チケットは買えないらしい。。。!
インドなめてました。
そうだよね、みんな列車使うよね。みんなそんな大移動して何しに行くのって思ったりもしたんですが、インドって人口すごいもんね。
日本で例えるなら、東京ー大阪間を一日何本も通る新幹線に乗る乗客全員の人数に相当する人数が、この1日1本の列車に乗り込むんだ、って考えると、そりゃ普通に常に満席ってのが当たり前なのかもしれない。
や ば い
デリー近郊のジャイプールという都市が、ムンバイに行く道すがら且つ、面白そうな街だな!と思い、よしジャイプールに行くぞと決めました。
もうチケットは取れないので、ジェネラルクラスと呼ばれる当日券で乗り込み可能な席に行くことにしました。
かなりハードコアな席のようですが、まぁ5時間程度ならまだ耐えられるかな、、、とやってみる事にしました。
明日の行動の目処が立ったので、シャワーを浴び、就寝。
シャワーは水しか出ない!以前キューバに行った時も水シャワーだったので、免疫はついてましたが、心身ともに疲れ切ったこのシチュエーションではちょっときつかった。。。いや、水シャワーより、バスルームのあまりの汚さの方がきつかったな。。
そんなこんなでようやく就寝。。。
翌朝、ゆっくりめの9時頃起床。
朝ごはんが出るホステルだったので、いただきました。(助かった)
トースト、ゆで卵、バナナ、そして、チャイ!!!
ずっと待ち焦がれてたチャイ!インドと言えばチャイ!
インドで誇れる飲み物といえば、もうチャイではないかと思います。
いつどこで飲んでも美味しい。。。
インドはろくでもない国だと思いますが(言うてもたw)、チャイの美味しさに関しては右に出るものはない。と思います。
チャイ飲むためだけにまたインドに行ってもいいなと、頭をよぎるくらいです。
朝から幸せになりました。人を幸せにする飲み物、チャイ。
【業務用】 チャイの素 500g(インスタントミルクティー) [牛乳にまぜるだけで、シナモン風味の本格的なインド風ミルクティー
- ジャンル: 紅茶
- ショップ: 抹茶スイーツお茶 京都宇治・森半
- 価格: 1,188円
幸せになったのも束の間、調べた電車を捕まえるためにも出発しなければ。
バス停が徒歩1分程度のところにあり、そこから最寄り駅に向かいます。
どきどきしながら待ってたら、バス来ました。
相変わらず完全停車しません。徐行運転のまま、サッと近づいてサッと乗り込みます。
ちょっと癖になりそうだ、このスリル…w
座ってたら今度は乗務員さんが近づいてきて、そこで運賃を払います。
昨日のバスは満員だったから多分乗務員さんも動くに動けなかったんじゃないかなぁ(まぁラッキーでした)
1時間ぐらい先の目的地で20ルピーぐらいだったかと思います。
噂によると、乗務員さんも運賃をぼったくるらしいですが、私がぼられてたかどうかは不明です。まぁ320円ぐらいだし、気にしません。
バスに揺られ1時間弱。さっそく降りるのミスって1つ先のバス停で降りるはめになり、少し歩きました。
砂埃&謎の臭いが漂うごちゃごちゃした通りを歩きます。
これぞインドだな!という光景でしたが、暑くてしんどく、少し不安でした。
サッサと歩きました。
写真無いの!?という声が上がりそうですが、インド編に入ってから写真が肝心なところでない、という事を事前にお伝えしておきます。
なぜなら、デジカメは持ち歩いておらず、カメラはiPhoneしかなかったためです。
この安上がり寄り道紀行、iPhoneは私のライフライン。紛失するわけにはいきません。
しかも、カメラを掲げる姿を見せる事で相手にあまり隙を見せたくなかったのです。
それぐらい、インドは気を引き締めたい。特に初心者な私は。
また話がずれました。
駅までの道すがら、Googleマップではえらく遠回りをするよう指示されたんですが、そんなん絶対ウソだ。
多分道としてGPSが認識してる道を通ればほんとにそれだけかかるんでしょうが、インド人がそんなの守るわけがない。
私の予想通り、通りから脇にそれたら線路を横切れる踏切がありました。多分公式では横切っちゃいけないとこなのかもしれないけど、そんなん知ったこっちゃありません。
こんなカオスな踏切人生で初めて見たよ。
ニューデリーから1つ先の駅だったのですが、小さくこじんまりとした、それでも利用客の多い駅でした。
GLなので、切符の買い方は非常にシンプルです。
窓口に行き、目的地を告げる。
お金を払う。
以上!
ジャイプールまでは100ルピーでした。
目的の電車が来るまで待ちます。
今日も暑くなりそうだ。
バラの味のラッシー
バラ!?と思ったんですが、バラの香りが不思議な風味を醸し出して美味しかった。
私が乗るはずの電車は、どうやら2時間ぐらい遅れてるらしい。
電車の運行状況などが確認できるアプリをダウンロードしたのですが、
これがクソアプリでしたね。
すごい見にくいし、使い続けてたらそのうち2分間隔で広告があがってくるようになり、非常にストレスフル。
そうしてたら、使ってる電話会社から謎のSMSが。
「もっと容量使いたければチャージしよう!」みたいな内容だったのですが、
早とちりな私は「しまった、アプリのせいで今日の分の容量使いきった。。。!」って思い込みました。
今思えば完全に勘違いでした。
だって次の日以降も大してデータ使ってない日にも関わらず、毎日のようにSMSが届くんです。
もー完全に釣り広告でした。すげー紛らわしい
そうこうして、2時間が経ったにも関わらず電車が来ない。。。
やばい、なんかの理由で逃したんだ、と思いました。
しばらくすると、別の列車が来て、乗る候補のひとつっぽかったので、
これはジャイプール行か?って聞いたんです。
そしたら親切なおっちゃんが、英語喋れないにも関わらず、一生懸命教えてくれました。
「ジャイプールは逆方向だよ!」って。
…そうです。おバカな私は反対側のプラットホームで待ってたんです。
そりゃ電車来ませんよね。。。
電光掲示版、もしくはアプリだったか、私が待ってた違うプラットホームに電車が来るって言ってたんです。だから従ったんだよ。。。
でもよく確認すれば良かった。地図見て、過ぎていく電車の方向と照らし合わせてば、すぐにでも分かった事のはずなのに。。。
私わざわざニューデリーまで来て一体何やってんだろう。
非常に悲しく情けなくなりましたが、落ち込んでる場合じゃない。
そして携帯が使えなくなったと思いこんだ私。
(実は駅にWifiサービスがあったのに、混乱しててちゃんと使うまでに至らなかった)
今度は正しいプラットホームで待ち、来た電車全部に一旦乗り込み、「ジャイプール?」と聞く作戦に出ました。
すると、2本目の電車がジャイプール行!
ようやく乗り込みました。
GLクラス、乗り込むのに相当勇気が要ります。
車内はインド人でごった返しており、座り込んだり荷物棚に寝転んだりしてます。
外国人で滅多に乗り込むような人はいません。
んなもんだから、相当視線を浴びました。
「なんでこの人こんなとこにいるの?」みたいな感じで。
「私は普通だ」とクールを装い。
これから5時間ほど電車に揺られます。この時点でのち数時間後まで立ちっぱです!
これから更にまたとんでもない目に遭います!
次回こうご期待!
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