ジャイプール到着。運命の分かれ道。ここで断っておけば…~安上がり寄り道紀行
列車で痴漢に遭いながらも、最終的にはなんとか席に落ち着きました。
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夜8時頃にジャイプールに到着。
駅から出て、どこが出口か分からず、こっちだと思った方向に進んでいくと
「そっちじゃない!こっちだ!」と声をかけてくるおっさんがおり、
「?」と反応すると、「僕はね、ここの係員だからね、ついてきて」とおっさん。
なるほど、こっちが出口なのか、とそのおっさんがいる方向に進みました。
なんか言ってるおっさんを適当にやり過ごして進むと、まだ付いてくるおっさん。
「んでね、宿どうするの?タクシーあるからどう?」と始まりました。
はいはい、やっぱりね。無視してましたがしつこい。
その場にいた見張りの警察に、「この人係員って言ってるけどホント?」って聞くと、迷いなく首を横に振り「そいつタクシーだよ」と警察の人。
「だよねー」と去る私を、さすがに警察を前にしては動けないのか、タクシーのおっさんは追いかけてこなくなりました。
インドで困った時、警察がいたら真っ先に話しかけると良いかも。とりあえずその場の身の回り周辺の安全は最低限確保されると思います。
インド人の庶民レベルの人は小心者が多い印象でした。だから、しつこい客引きやタクシーも、警察の前では下手な事はしないかと思います。(まー警察官も裏では何やってるか分からないですけどね)
痴漢の件もあり、しつこい客引きやうざいタクシーなどで結構憔悴してた私。
軽くインド人不信に陥り始めていました。
(Uber使ってたら良かったんですがねー。この時点でUberなんて考えはよぎらなかった。あーほんと後悔です)
Googleマップでは宿まで徒歩20分とある。
歩ける、よし歩こう、と決めました(インドでは愚行です。)
また声をかけてきた。客引きタクシー。
もうしつこい。疲れてたのもありイライラして、ついに怒鳴りました。
そしたら割とまともに話ができそうなにーちゃんでした。何より目が腐っておらず、真っすぐな目をしていました。
うむ、こいつは信頼できそうだ、と直感。
疲れてたし、辺りも暗かったので、タクシー乗ってみるかと決めました。
「そんなに信頼できないなら、俺のタクシーの車両番号、証拠に写真とっとけよ。ほら、俺の事も撮っとけよ」と言い切る。
ふむ、これまで見てきたタクシー野郎とは違うな、と思いました。
とか言いつつ、撮っといたトゥクトゥクの番号。
タクシーが走ってる間も一応GPSで自分の位置を確認してました。うむ、難なく宿まで向かってくれてる。
普通に到着。なんだ、良い奴だったじゃん。良かった。
ありがとねー!じゃ!と去ろうとしたら、
ちょっと待ったと声をかけられました。
何なに~?と聞くと
明日観光に俺をガイドに使わないか!?1日400ルピー!満足したら満足するだけ払ってくれたらいいし、満足じゃなかったら金はいらない!との事でした。
うわーめんどくさい、はよ帰らしてくれ。。。
いや、いいよ!いや、頼むよ!の押し問答。
悪い奴じゃなかったし、なんとなく信頼しても良さそうと思いました。
ジャイプールは少し観光したいなと思ってたとこだったし、具体的なプランもないし。。。ここは乗っかってみるか。
決めました。
大喜びのにーちゃん。
明日11時だからな!必ず来るからな!と念押し。
あーほんのりめんどくさい奴に引っかかったなと思いつつ、まぁいっかと思ってました。
そして、これが大間違い。次の日のジャイプールの悲劇に繋がるのでした。
続く。
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