語学学校に行かなかった私が実際に使った学習教材や方法~いつでもどこでも学べる時代
外国語の学習について経験した事について前回記事をアップしましたが、
hurrahurrahurra.hatenablog.com
今回の記事では私が具体的にどうやって勉強したのか、そこで使ったアプリなどについて紹介します。
ドイツ語に囲まれた環境で過ごすに加えて、私は学校に行かなかった代わりに(まあ正確にはお金の関係で行けなかったんですが)、独学で勉強していました。
実際、A1レベル程度であれば学校に行く必要ないと、自分が経た経験で確信しました。
A1だと、それこそ「こんにちは」「おはよう」とか、自己紹介の基本的なものを学ぶという内容なので、テキスト自体もそれほど難しくありせん。
特に英語など、ゲルマン語属の言語(デンマーク語など)を既に使える場合、A1レベルのために学校に行くのはどうなのかなーと私個人的に思います。
英語を使える人であれば、ドイツ語の習得は比較的簡単と言われていますが、私もそう実感しました。
とか言って、試しにアマゾンで「ドイツ語」「英語」とググってみたら、テキストがゴロゴロ出てきました。
みんな思う事はおんなじってことですね!
更に図書館に行くと、ドイツ語学習のテキストがゴロゴロあります。
つまりテキストも買う必要もないってことです!その代わり、図書館は学生でなければ利用料がかかります…
(結局私はテキスト買いました。まぁそんな高いものでもなかったので)
インターンシップが終わった後、そのまま図書館に行き夜までそこで過ごす、みたいな生活を送っていました。
ここで、私の学習に大いに役立ってくれたにはスマフォのアプリでした。
私が使ったアプリのいくつか。
まずはMemrise
Memriseについては以前別記事でも紹介しました。
hurrahurrahurra.hatenablog.com
語学学校でよく見かけるフラッシュカードでの学習をそのままアプリにしたという感じですね。
ひたすらハマってレベル上げしてた時期がありました。
ボキャブラリー増やすのにもってこいだと思います。
続いて、私が特にハマったのが、
みんな大好きデュオリンゴ!
はじめは私これ手をつけていなかったんです。
みんなが手を出してるものには手を出したくないというあまのじゃくな性格がこの時まだ生きていまして…(言い換えたら食わず嫌いですね…ほんと損するだけの性格だから即刻直した方がいいです)。
でもやってみたら、なんじゃこりゃ!すごいぞ!と目ん玉丸くしました。
自分のレベルが上がっていくごとに、出てくる文法がゆるやかに、しかく確実にどんどん複雑に難しくなっていく!
デュオリンゴの魅力を私に浸透させてくれたのが #30日デュオリンゴチャレンジ でした。
フリーランス系研究者であるたっぺいさんのこちらの素晴らしい呼びかけに私もなんとなく乗っかってみました。
#30日デュオリンゴチャレンジ 始めました!
— pco (@hurra_pco) 2018年1月6日
前からやってましたが、乗っかってみたら面白そうと思って!
ドイツ語のInsaneレベル、30日継続します〜 https://t.co/EiHOFCwgKd
この30日チャンレンジはドイツ語学習の大きな力となっただけでなく、控えめにいって私の人生を少しだけ変えてしまったかもしれません。
まず言語学習において最も大切なのは継続する事。
その「継続」が簡単なようでいかに難しい事であるかは、多くの皆さんの身に覚えがあることと思います。
こうして振り返ると、何かを継続して達成した経験ってあんまり無いなと気付かされました。
この時、精神的に色々行き詰っていた私は、「今の自分には何にもないし、大きな期待をせず、ただひたすら30日デュオリンゴを継続する事を目標にしよう。その後の事はあれから考えたらいい。」という思いでひたすら自分に課した30日デュオリンゴチャレンジに取り組みました。
この30日チャレンジを経て、私のドイツ語はグーーーーーンと伸びました。
言いたいことが前に比べてすらすら出てくるようになったのを実感しました。
30日チャレンジによって、何かを継続して達成した事と相まって、私は大きく自信をつけ、落ち込んでいた自尊心を取り戻しました。
30日デュオリンゴチャレンジのきっかけを作ってくださったたっぺいさんには、本当に感謝しています。(ネット上でお見かけするだけの存在ですが、密かにリスペクトしています。)
最後に、意外なところからアプリも見つけたものも。
大手ドイツ語学校であるゲーテ・インスティチュート、ご存知の方も多いと思います。
授業料がべらぼうに高くてとても通えんわ!という感じなのですが、
このゲーテ・インスティチュートが無料学習プログラムをオンライン上で配布しているのをご存知ですか?
立場関係なくあらゆる人に学習の機会を提供する本当に素晴らしい試みだと思います。
スノッブになることなく、本気で自国の言語を多くの外国人学習者に伝えたいという意思が伝わってきます。
その中で私が使ってたのはこちらのアプリ。
自分のアバターが街を散策し、街にある身近なもののボキャブラリーを増やしていくというものです。
進捗するごとにアバターのファッションが増えていったり、
クイズで文法チェックができたり、
オンライン上でつながった他のユーザーと対戦できたり、
なかなか面白くてハマります!英語でもプレイできるようになってるのでドイツ語初心者でも大丈夫!
これ無料ってすごい!と改めて思います!
こうして、あらゆる手段を使って私は語学学校に行くことなくドイツ語を勉強しました。
時間や予算が限られていても、たとえ学校に行かなくても、学習できる手段や機会は探せば山ほどある時代なんだなーと身をもって実感しました。
言い換えたら、いつでもどこでも時間、場所を問わず、何歳になっても一生学ぶ機会を得る事がより簡単になった時代でもあるんですね。
その恵まれた環境を大いに活用して、これからもどんどん攻めの姿勢で学んでいこうと思います!