Hurra! Hurra! Hurra!

デンマーク、ドイツ、アジアバックパッカーを経て感じた事や体験談を発信します。また自分の専門である障害者福祉に関連した発信もどんどんしていきます。

インド人はウソつき!?道を尋ねまくって見えてきたインド人の国民性~安上がり寄り道紀行@ムンバイ

ムンバイ行の列車で約丸々一日を過ごし、ムンバイに着きました。

 

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インドの中でも発展が著しいというムンバイ。近年、インド映画のブームで「ボリウッド」とも形容されています。

高層ビルがどんどん建っています。

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南下したためか、海沿いに寄ったためか、湿気が増したような気がする。

気温はそれほど高くないはずなのに、ちょっと外出て歩いただけで汗だくです。

 

次の日にはもうムンバイを出て、次の目的地に向かいます。

ああ、そうだ、列車のチケットを買わないといけない。

今駅にいるうちにチケット購入しておこう。

 

チケット窓口を求めて放浪開始しました。

しかし、どこかわからん。。。

 

いかにも知ってそうな警備のポリスガイに尋ねました。

 

ポリ「チケットなら二階の窓口だよ!」

 

二階に向かいました。

途中見かけた壁画。モダンですな。でもインドっぽい。

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辿り着いたそこはローカル線のチケット売り場でした。長距離列車のチケット買えない。。。

 

窓口のにーちゃん「チケットなら下のフロアのNO.○○だよ!」(窓口番号忘れました)

 

それはどこや…それらしいものを探し求めて、寝不足&汗だくでフラフラ歩き回り、ようやく辿り着いた窓口。(駅の入口の、外から見て右手にありました)

 

窓口のおじさん「ここじゃないよ!駅から出て左に向かったところに窓口あるから!」

 

また違った。駅の外に出ます。

フラフラする私を見てリキシャ―ドライバーが群がってきます。ああああ魑魅魍魎の嵐。

虫を追い払うように無視して突っ切りましたが、窓口がどこか分からん。

フラフラ迷ってたらリキシャ―野郎の残党がまた寄ってくる。

1人しつこい奴がいて、「俺が案内してやるついて来い」みたいな感じでいつまでもついてくる。

やっと見つけたのは制服着たおっちゃん達が集うデスクみたいなとこ。

 

私「ここチケット売り場ですか?」

 

おっちゃん達「チケット売り場ならまだ開いてないよ(この時点で9時40分頃)。そこの建物抜けたとこにあるから。ここで座って待ってたらいいよ。」

 

私「(よく見えん…)」

でも堅気のおっちゃん達が集う場所で、少しほっとしました。

 

よく見えないので様子見に行こうとしたらさっきのリキシャ―野郎がまだついてきてました。

暑さと疲れで苛立っていた私、ついに怒鳴りつけました。

「あっち行け!!!お前なんか大っ嫌いだ!!!!!」

おっちゃん達のおかげでホッとした反動か、堪えてた感情が爆発しました。

おっちゃん達も私を守ってくれ、怒鳴る私とおっちゃん達の様子を見てリキシャ―野郎もついに諦めてどっか行きました。

 

 

10時になったので、窓口を探しに行動開始。

チケット売り場のくせに目立つ看板がひとつもない…人に聞きながら、ようやく辿り着いたチケット売り場。

ああ、これこそ私が求めていたもの…!ようやくチケット買える!!

 

なんか受付番号みたいなのがある、、どうやって受付番号もらうんだろう。

困って突っ立ってたら、おじさんが話しかけてくる。

そのおじさんは真剣に私がどうすればいいのか片言の英語でアドバイスしようとしている、でもなんか的外れに聞こえるアドバイス。。。

私たちの様子を見て色んな人が集まってきた。みんな各々がベストだと思う意見をあーでもないこーでもないと口にする。

気持ちは嬉しいんだけど、混乱するお。。。

すると係員っぽい人がきたので窓口に連れてってもらった。(助かった)

 

窓口でチケットあるか問い合わせると、

「君はここじゃなくて、チャーチゲートにチケットカウンターがあるから、そこへ行きなさい」

 

こ こ ち ゃ う ん か い(あぼーん

 

あんなに色んな人に尋ねまくって辿り着いたのに。。。結局違うところに来てしまった。。。。

あんだけ聞きまくったのは何だったんだ。。。

 

 

チャーチゲートというキーワードをググると、日本人の体験談が出てきました。

あっさり解決wwwww

 

教訓:インドではインド人よりもGoogleを信用した方が良い場合が多々ある

 

一度インド人不信に陥りながらも、「インド人は悪い人ばかりではない」と私は既に分かっていました。

 

そうなんです。多くの人が素朴な真っすぐな人情を持ち合わせているんです。

彼らは困っている人や助けたい人を、自分の持ち得るあらゆる知識や記憶を総動員してなんとかしようとしてくれているのも理解しました。

ただ、それが的外れであるだけなんですw

 

 

今回私が道を聞いた各々が「チケットを購入したい」という私の目的のために、彼らのこれまでの「チケットを購入」という経験と知識に基づいて、私に情報を提供してくれた。

彼らの情報の方向性は「インド人である自分たちがチケットを購入する場合」の方へ向かいます。

ただ、私が向かうべき方向は「外国人である私が急遽チケットを買う場合」に向かっていなければならなかった。

そして、インド人は大体適当なので、人によって情報の精度にムラがある。情報精度がひどく低く、誤った情報であることも多々。

これが今回私がインド人に尋ねまくった結果、結局違う目的地に行きついた理由です。

 

私も甘かったです。道行く人に多くを求めるものじゃないと、今回の件で学びました。

 

 

そういえば、インドに来て誰かに道を尋ねたら、100%何かしらの情報が返ってきます。

「いやーごめん分からんわ、他の人に聞いて!」という返答を全く耳にしたことがありません。

 

もちろん、正確な情報を持ち合わせている人もいます。

ただ、自分都合の解釈というフィルターを通した情報を教えてくれる人がかなり多くいます。

 

 

「インド人はウソつきだ」という評判をよく耳にしたことがありますが、それはこのような国民性を指しているのかもしれません。

彼らはウソをつこうとしてウソつきになっているわけではなく、決してへりくだる事なく、このように自分都合で話をする事が基本スペックであるために結果的にそれが相手側にとってウソになるのだと私は理解しました。

その自分都合が時に「自分の保身」のためだったりするから、インド人はウソをウソとも思わずに自分都合で話をするのだと思います。

 

 

とにかく、違う場所だったと知り、ようやく正確な情報を手に入れ、どっと疲れました。

もう既に2時間ぐらい汗だくで大きな荷物抱えて歩きまくってる。。。

辛い、早く、宿でゆっくりしたい。。。。

 

力を振り絞って、ムンバイセントラルからローカル線に乗り、チャーチゲートへ。

 

今度はGoogleで調べながら行きました。

 

「お客様は王様です。」

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チケット取れるかかなり心配でしたが、無事取れました。

(この成功体験が過信に繋がり、後の失敗へ繋がります…笑)

 

後はもう何も考えずサッサと宿に向かい、重い荷物を下ろしてシャワーを浴び、ようやくリラックスできました。

クタクタの疲労困憊で、もうどこにも行きたくなかった。

そういえば、ずっと動きっぱなしだったなと気付き、せっかくのムンバイですが今日はオフ日にしました。

涼しいベッドでゴロゴロし、そのまま眠ってしまい、起きたら日の入りの1時間前ぐらい。

少しだけ外出しました。

 

電車はドアも窓も無く常にオープン

結構綺麗な電車でした。ムンバイが発展した都市っていうのを感じられます

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バスが可愛かった。今回は乗ってない。
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気温はそこまで暑くないのに湿気のためか体感気温がすごい。。ちょっと歩いたらもう汗だく。
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遠くに見える高層ビル。でも下町はやっぱりボロいバラック小屋が立ち並ぶ。
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どこかのナイトマーケット。そして、そのど真ん中を突っ切る公共バスwwf:id:pcopcopco:20180708211801j:image

 

駅の高架から見下ろした街
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名所らしいとこは行けず。

ムンバイならまた来れるかなと思い、まあいっかと思いました。

今回はあくまでついでに寄っただけだけど、次回来るならもっとお金と時間をかけたプランでね。

 

次回ムンバイを離れ、ようやく今回のインド滞在のメインの目的地へ移動します!

 

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