Hurra! Hurra! Hurra!

デンマーク、ドイツ、アジアバックパッカーを経て感じた事や体験談を発信します。また自分の専門である障害者福祉に関連した発信もどんどんしていきます。

ジャイプール到着。運命の分かれ道。ここで断っておけば…~安上がり寄り道紀行

列車で痴漢に遭いながらも、最終的にはなんとか席に落ち着きました。 

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夜8時頃にジャイプールに到着。

 

駅から出て、どこが出口か分からず、こっちだと思った方向に進んでいくと

「そっちじゃない!こっちだ!」と声をかけてくるおっさんがおり、

「?」と反応すると、「僕はね、ここの係員だからね、ついてきて」とおっさん。

 

なるほど、こっちが出口なのか、とそのおっさんがいる方向に進みました。

なんか言ってるおっさんを適当にやり過ごして進むと、まだ付いてくるおっさん。

「んでね、宿どうするの?タクシーあるからどう?」と始まりました。

はいはい、やっぱりね。無視してましたがしつこい。

 

その場にいた見張りの警察に、「この人係員って言ってるけどホント?」って聞くと、迷いなく首を横に振り「そいつタクシーだよ」と警察の人。

「だよねー」と去る私を、さすがに警察を前にしては動けないのか、タクシーのおっさんは追いかけてこなくなりました。

 

インドで困った時、警察がいたら真っ先に話しかけると良いかも。とりあえずその場の身の回り周辺の安全は最低限確保されると思います。

インド人の庶民レベルの人は小心者が多い印象でした。だから、しつこい客引きやタクシーも、警察の前では下手な事はしないかと思います。(まー警察官も裏では何やってるか分からないですけどね)

 

痴漢の件もあり、しつこい客引きやうざいタクシーなどで結構憔悴してた私。

軽くインド人不信に陥り始めていました。

Uber使ってたら良かったんですがねー。この時点でUberなんて考えはよぎらなかった。あーほんと後悔です)

 

Googleマップでは宿まで徒歩20分とある。

歩ける、よし歩こう、と決めました(インドでは愚行です。)

 

また声をかけてきた。客引きタクシー。

もうしつこい。疲れてたのもありイライラして、ついに怒鳴りました。

そしたら割とまともに話ができそうなにーちゃんでした。何より目が腐っておらず、真っすぐな目をしていました。

 

うむ、こいつは信頼できそうだ、と直感。

疲れてたし、辺りも暗かったので、タクシー乗ってみるかと決めました。

 

「そんなに信頼できないなら、俺のタクシーの車両番号、証拠に写真とっとけよ。ほら、俺の事も撮っとけよ」と言い切る。

ふむ、これまで見てきたタクシー野郎とは違うな、と思いました。

 

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とか言いつつ、撮っといたトゥクトゥクの番号。

 

タクシーが走ってる間も一応GPSで自分の位置を確認してました。うむ、難なく宿まで向かってくれてる。

普通に到着。なんだ、良い奴だったじゃん。良かった。

 

ありがとねー!じゃ!と去ろうとしたら、

ちょっと待ったと声をかけられました。

何なに~?と聞くと

明日観光に俺をガイドに使わないか!?1日400ルピー!満足したら満足するだけ払ってくれたらいいし、満足じゃなかったら金はいらない!との事でした。

 

うわーめんどくさい、はよ帰らしてくれ。。。

いや、いいよ!いや、頼むよ!の押し問答。

悪い奴じゃなかったし、なんとなく信頼しても良さそうと思いました。

ジャイプールは少し観光したいなと思ってたとこだったし、具体的なプランもないし。。。ここは乗っかってみるか。

 

決めました。

大喜びのにーちゃん。

 

 

明日11時だからな!必ず来るからな!と念押し。

 

あーほんのりめんどくさい奴に引っかかったなと思いつつ、まぁいっかと思ってました。

 

そして、これが大間違い。次の日のジャイプールの悲劇に繋がるのでした。

 

続く。

 

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初めての列車乗車がいきなりハードコア体験。インドのおっさんから痴漢に遭う~安上がり寄り道紀行

 なんとか列車に乗り込み、次の目的地ジャイプールへ向かいます。

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私が乗り込むべき車両はジェネラルクラスだったのですが、

どの車両なのか分からず、とりあえず飛び乗った車両は上等の車両でした。

エアコン付き。席は指定席。日本の特急列車とそんなに変わらない雰囲気でした。

 

あ、多分ここじゃないな…とは思ったのですが、たとえ席がなくても通路に立ってるだけでもそこそこ快適でした。エアコンの空気には当たれるし、人はいなくてガラガラだし。

でもその場にいたインド人のお兄さんにそれとなくそこから動くように促され、とりあえずその上等の車両へ。

当然私の席はないので素通りしようと思ったのですが、車椅子の老人とその身内の人らしき一行が通路部におり、結局私はエアコン車両内にとどまらざるを得なくなりました。

 

立ってたら、その場にいたインド人の乗客が「君の席は~?」と聞いてきて、「とりあえずここ空いてるし座んなよ」って勧めてくれたのでお言葉に甘える事に。

するとまもなくチケットコントローラーが切符の確認に来たので焦る私。

次の駅で私が行くべき本来の車両へ行く事に。

 

ああ、さようなら快適空間。。。

 

列車が止まり、ささーっと移動。

そしてついに現実に直面。

乗り込んだ私をじーっと見つめるインド人の乗客たち。

「外国人がこんなとこで何やってるんだ」と言わんばかりの目つき。。

 

かなり躊躇しましたが、乗るしかない。

押しが強くなければこの国では生きていけない。

 

ぐいぐいと進んでいき、空いてる空間に落ち着きました。

席はこの時点で当然満席。

荷物棚に上って寝転んでる人で、荷物棚も満席。

 

あと5時間ほど立ちっぱでここで過ごす事になります。

 

5時間ぐらいなら耐えられる。大丈夫。

と言い聞かせ、視線は完無視。クールを装います。

そうするうちにみんなも私の事を気にしなくなりました。

 

よし、溶け込んだぜ。こっちのもんだ。

 

 

こっそり撮影

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3人掛けの椅子なのに、5、6人座るのはもはや基本的スペック。

 

ジェネラルクラスって貧困層の人達ばかりなのかなって思ってたんですが、実はそんなことなくて、中流層の人達も普通に沢山乗っています。

おそらく、チケット取れなかったけどスケジュールの関係上仕方なく乗ってる人や、急遽用事が出来て列車移動しなきゃいけなくなった人なども多少なりともいるだろうなと思います。

 

 

しばらく立ちっぱだったのですが、2、3時間ほどした頃か、ちょっとスペースがあるからここ座んなよと、優しそうなおじさんが声をかけてきました。

 

3人掛けの椅子に6人が座るという状態だったので、ほんとなけなしのスペースでしたが、だいぶ疲れてたので、座らせてもらう事に。

「どこから来たの?」と片言の英語で話しかけてきたので、軽く会話をしました。

ああ、とりあえずこれでこのまま終点まで少しゆっくりできる。

 

と思っていたのです…後で何が起こるかも知らずに。

 

 

電車はそこそこ揺れるし、狭いスペースに何人も座ってるので、それなりに乗客同士密着します。

私の隣に座ってたおじさんも電車が揺れるたびに私に寄り掛かるような感じになってたんです。

 

しかし、どうも、なんか変だ。

だんだん身体に触れる頻度が多くなってきている。

しかもいつも同じ個所。私の胸の高さの脇腹あたり。しかも同じ手で。

 

身体をよじって離れると手を引っ込めるオヤジ。

そしたら、また同じパターン。。。

太もものサイドになったり、肩になったり、触れる箇所は変わりつつ、撫でるような動きにもなったりする。。。

 

こいつ、確信犯やないか

 

しかもやり方がクソむっつりなんですよ。

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(下手な絵で申し訳ない)

図のように、腕を前の方で組み、組んだ腕で私の身体を触る手を隠してるんですね~

 

周りの乗客にもばれないし、満員電車で身体が触れざるを得ない状況ならば、隣同士身体が触れるのは当然。

 

「もしかして」と思った時点でおっさんの顔を様子見で見たんですが、何にも無かったかのようにどことなくぎこちない微笑みで返してくるスケベオヤジ。

 

ほんと普通のどこにでもいるようなおっさんです。

身なりも普通だし、仕事も家庭もあるような人っぽかった。

スマフォも持ってるおり、インドでは中の上の生活を送ってるような普通のおっさんです。

 

ああ、だからこそ痴漢なんだなと思いました。

 

 

わたしもかなり疲れ切ってて、せっかく逃した席を逃したくないし、オヤジと戦う気力も無かった。

身体は触られてるものの、肝心なところはまだ触られていない。(その辺肝っ玉小さい痴漢でした)

あと、変に事を大きくして、命のトラブルに発展するような目に遭ったら怖いとも思った。

 

ひとまず、肝心なところに手が伸びてきてないあいだは、身体をよじりながら耐える事にしました。

ほんとに無理ってなったら、スマフォでメッセージ書いたものを目の前の人に見せて助けを求めるつもりでいました。(助けてもらえるかは不明だったけど…)

 

それにしても肝っ玉の小せえ痴漢だなこの野郎…ばれるのが怖いのが見え見えです。

ちょっと私が身体を動かすとすぐ手を引っ込める。

そうやっておっさんの器の小ささがモロに見えたのも、私が耐える事ができた要因でした。

いざとなったらこのおっさんには勝てる、そう言い聞かせてました。

 

しばらくすると、そのおっさんが降りる支度を始めたのでホッとしました。

降り際に私と目が合って、そしたらあのオヤジ、「センキュー」って笑顔と共に去っていきやがりました。

 

何が「センキュー」じゃ!この野郎!!

「(お触りさせてくれて)センキュー」ってか!?このブタ野郎!!!

 

本人は、「短いひと時だったけど外国人の旅人と交流できた良い時間をセンキュー」のつもりを演じたかったのでしょう。

底の浅さが見え見えですよむっつりおっさん!!!

 

あー思い出す度に胸糞悪くなる一件です。

 

でも、後になって思えば、

インドのような国で性犯罪に遭うのは珍しい事ではない。。。

最悪の場合、レイプされて殺されるという事にもなりかねない。。

 

まだ「命があるだけマシだ」と、とりあえずその場では言い聞かせました。

結果的に泣き寝入りになってしまい心の底から腹立つけど、変なところは触られていないし、ひとまず無事に生きている。

 

 

後で友人が教えてくれたのですが、こういう話があります。

とあるカップル同士がじゃれ合う一環でふざけて取っ組み合いをしてたそうです。

試しに本気で覆いかぶさってみてって彼女が彼氏に頼みました。

彼氏がリクエストに応じて彼女に覆いかぶさると、彼女はとても敵わなかったそうです。

そこで、彼女は気付きました。これが男女の体格の差なのだと。

どんなに自分が全力で抵抗しても、男性に本気で襲われたら体格面ではとても抵抗できず、女性側に勝ち目はないのだと。

 

 

よくある男性から女性に対する批判で「自分で自分の身を守れ」というのを昨今よく耳にします。

しかし、一旦組み敷かれたら最後、女性が男性に勝つのは相当無理な事なんです。

男性は自分の体格が女性にとってどのようなものであるかを自覚しなければならない。物理的に無理がある事なんです。

 

 女性は自分が女性であると自覚して日々行動する必要がある、というのはこういう事なんだと、私は友人の話から気付きました。

残念ながら、世の中には悪意に満ちた暴力が存在する。

自分の衝動を抑えられず暴力で女性をねじ伏せる男性は数多く存在します。

そして女性の腕っぷしではどうにもならない事も多い。

 

 

だからこそ女性に出来ることは、どんな状況でも自分が無事に生き残る方法を常にシミュレーションしておく、危険予測をしておく、というのは特に海外を旅する女性にとっては必要な事だと思います。

 

今回遭ったのは胸糞悪くなるような体験でしたが、色々考えるきっかけにもなりました。

少なくとも、恐ろしい被害に遭う前にこのような経験ができたのは良かったのかもしれません。

 

皆様もどうぞお気をつけください。

 

 

最後に、

痴漢及び性犯罪者は今すぐこの世から消滅すべきブタ野郎だ!!!

 

 

怒りはこの辺にして、次回へ続きます。

 

 

 

 

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猛暑の中4時間待ちぼうけ。痛恨のミス~安上がり寄り道紀行@ニューデリー

 ニューデリーの空港よりデリー市内の宿へ向かいました。

詳細はこちら。

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スリル満点アトラクションのバスを無賃乗車し、(だって乗務員さん運賃回収しに来なかったんだもの…しかも明らかに私以外の人も無賃乗車していたよ…)、

バスを降りると、デリーの路上には噂には聞いていましたが、沢山の路上生活者が寝ていました。

しかも小さな子供を抱えた家族が何組もそこで着の身着のままで暮らしているという様子。それに見向きもせずに通り過ぎていく通行人たち。。。

 

さすがに少し身の危険を覚え怖くなり、早足でホステルまで向かいました。

少し迷ってマジで怖かった。。。今思えばUberかOlaでタクシー手配したら良かったかもなぁ。。

 

ホステルは高級住宅街の中にありました。インドのホステルのとある定番スタイルは、高級住宅街に大きな家を建て、それを外国人向けホステルとして使用する、というもののようです。

確かにそうすれば治安も安心だし(住宅街の入口にはガードマンがいる事もあります)、安価でそれなりの宿を提供できる。

場所によっては綺麗なバスルームも用意できるし、キッチンも自由に使えるようにできるし、洗濯機だって備え付けられる。

外国人だけじゃなくてインド人にも無理がない値段設定なので、インド人の若者にも沢山出会いました。

 

宿探しは相も変わらずBooking.com!!

www.booking.com


もはや回し者ですね~

でもそれだけホント便利なんです!

 

ここで宿探しのTip。

実際に宿泊した人のレビューを必ず参考にしましょう。

良し悪しに関わらず、レビューが沢山集まってるものの方が一番クオリティがそのレベルで保証されます。

 

良い宿に泊まりたいなら、スコアが高めの宿を限定に探せばよいです。

割り切って多少クオリティ低くても安ければ良いと思うならば、レビューのスコアを低めで且つ何がその宿で悪かったのかを参考にすれば、後でひどくがっかりすることなく「まぁこんなもんだよね、安いし」と割り切ることができ、多少ショックが和らぎます。

 

逆に全くレビューの書いてない宿は危険な罠物件である可能性もあり、トラブルに巻き込まれる可能性もあります。

どうしてもそこに泊まりたいならば、必ず事前に宿と連絡を取り、少しでも怪しいならば宿泊は避けましょう。(実際怖い目に遭った人たちの話を聞きました)

 

Booking.comは自分の要望に合わせて宿を探すのに、ほんとに便利です。

バックパッカーにはお勧め。

 

 

話がずれました。

そうしてなんとかようやく夜の21時頃、宿に着きました。

英語が堪能でちゃんと話が通じるインド人や宿泊客の欧米人を目にするだけでこんなにも安心感を覚えるのか…と自分でも驚きました。

 

しかも、みんなこんな時間に結構外を出歩いてる。。。今の私にはとても無理っす

 

夕飯を買いに行く気にもならず、後で食べようととっておいた機内食を食べてフロントで買った飲み物を飲むとそれなりに満たされました。

 

もう寝ないと、と思ったものの、明日の計画が実は立っていない事に気づきました。

(もうこの辺りの適当さ、自分を呪いたくなる瞬間です)

ムンバイ行けたらいいなと思ったので、列車に乗ろう!

と思いきや、

どうやら当日では寝台チケットは買えないらしい。。。!

 

インドなめてました。

 

そうだよね、みんな列車使うよね。みんなそんな大移動して何しに行くのって思ったりもしたんですが、インドって人口すごいもんね。

日本で例えるなら、東京ー大阪間を一日何本も通る新幹線に乗る乗客全員の人数に相当する人数が、この1日1本の列車に乗り込むんだ、って考えると、そりゃ普通に常に満席ってのが当たり前なのかもしれない。

 

や ば い

 

と頭をよぎり、必死でスマホにらめっこして調べたところ、

デリー近郊のジャイプールという都市が、ムンバイに行く道すがら且つ、面白そうな街だな!と思い、よしジャイプールに行くぞと決めました。

 

もうチケットは取れないので、ジェネラルクラスと呼ばれる当日券で乗り込み可能な席に行くことにしました。

かなりハードコアな席のようですが、まぁ5時間程度ならまだ耐えられるかな、、、とやってみる事にしました。

 

 

明日の行動の目処が立ったので、シャワーを浴び、就寝。

シャワーは水しか出ない!以前キューバに行った時も水シャワーだったので、免疫はついてましたが、心身ともに疲れ切ったこのシチュエーションではちょっときつかった。。。いや、水シャワーより、バスルームのあまりの汚さの方がきつかったな。。

そんなこんなでようやく就寝。。。

 

翌朝、ゆっくりめの9時頃起床。

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朝ごはんが出るホステルだったので、いただきました。(助かった)

トースト、ゆで卵、バナナ、そして、チャイ!!!

ずっと待ち焦がれてたチャイ!インドと言えばチャイ!

 

インドで誇れる飲み物といえば、もうチャイではないかと思います。

いつどこで飲んでも美味しい。。。

インドはろくでもない国だと思いますが(言うてもたw)、チャイの美味しさに関しては右に出るものはない。と思います。

チャイ飲むためだけにまたインドに行ってもいいなと、頭をよぎるくらいです。

 

朝から幸せになりました。人を幸せにする飲み物、チャイ。

 

幸せになったのも束の間、調べた電車を捕まえるためにも出発しなければ。

 

バス停が徒歩1分程度のところにあり、そこから最寄り駅に向かいます。

どきどきしながら待ってたら、バス来ました。

相変わらず完全停車しません。徐行運転のまま、サッと近づいてサッと乗り込みます。

ちょっと癖になりそうだ、このスリル…w

 

座ってたら今度は乗務員さんが近づいてきて、そこで運賃を払います。

昨日のバスは満員だったから多分乗務員さんも動くに動けなかったんじゃないかなぁ(まぁラッキーでした)

 

1時間ぐらい先の目的地で20ルピーぐらいだったかと思います。

噂によると、乗務員さんも運賃をぼったくるらしいですが、私がぼられてたかどうかは不明です。まぁ320円ぐらいだし、気にしません。

 

バスに揺られ1時間弱。さっそく降りるのミスって1つ先のバス停で降りるはめになり、少し歩きました。

砂埃&謎の臭いが漂うごちゃごちゃした通りを歩きます。

これぞインドだな!という光景でしたが、暑くてしんどく、少し不安でした。

サッサと歩きました。

 

写真無いの!?という声が上がりそうですが、インド編に入ってから写真が肝心なところでない、という事を事前にお伝えしておきます。

なぜなら、デジカメは持ち歩いておらず、カメラはiPhoneしかなかったためです。

この安上がり寄り道紀行、iPhoneは私のライフライン。紛失するわけにはいきません。

しかも、カメラを掲げる姿を見せる事で相手にあまり隙を見せたくなかったのです。

それぐらい、インドは気を引き締めたい。特に初心者な私は。

 

 

また話がずれました。

駅までの道すがら、Googleマップはえらく遠回りをするよう指示されたんですが、そんなん絶対ウソだ。

多分道としてGPSが認識してる道を通ればほんとにそれだけかかるんでしょうが、インド人がそんなの守るわけがない。

私の予想通り、通りから脇にそれたら線路を横切れる踏切がありました。多分公式では横切っちゃいけないとこなのかもしれないけど、そんなん知ったこっちゃありません。

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こんなカオスな踏切人生で初めて見たよ。

 

ニューデリーから1つ先の駅だったのですが、小さくこじんまりとした、それでも利用客の多い駅でした。

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GLなので、切符の買い方は非常にシンプルです。

窓口に行き、目的地を告げる。

お金を払う。

以上!

 

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ジャイプールまでは100ルピーでした。

 

目的の電車が来るまで待ちます。

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今日も暑くなりそうだ。

 

バラの味のラッシー

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バラ!?と思ったんですが、バラの香りが不思議な風味を醸し出して美味しかった。

 

私が乗るはずの電車は、どうやら2時間ぐらい遅れてるらしい。

 

電車の運行状況などが確認できるアプリをダウンロードしたのですが、

これがクソアプリでしたね。

 

すごい見にくいし、使い続けてたらそのうち2分間隔で広告があがってくるようになり、非常にストレスフル。

 

そうしてたら、使ってる電話会社から謎のSMSが。

「もっと容量使いたければチャージしよう!」みたいな内容だったのですが、

早とちりな私は「しまった、アプリのせいで今日の分の容量使いきった。。。!」って思い込みました。

 

今思えば完全に勘違いでした。

だって次の日以降も大してデータ使ってない日にも関わらず、毎日のようにSMSが届くんです。

もー完全に釣り広告でした。すげー紛らわしい

 

 

そうこうして、2時間が経ったにも関わらず電車が来ない。。。

やばい、なんかの理由で逃したんだ、と思いました。

 

しばらくすると、別の列車が来て、乗る候補のひとつっぽかったので、

これはジャイプール行か?って聞いたんです。

そしたら親切なおっちゃんが、英語喋れないにも関わらず、一生懸命教えてくれました。

「ジャイプールは逆方向だよ!」って。

 

…そうです。おバカな私は反対側のプラットホームで待ってたんです。

そりゃ電車来ませんよね。。。

 

電光掲示版、もしくはアプリだったか、私が待ってた違うプラットホームに電車が来るって言ってたんです。だから従ったんだよ。。。

 

でもよく確認すれば良かった。地図見て、過ぎていく電車の方向と照らし合わせてば、すぐにでも分かった事のはずなのに。。。

 

私わざわざニューデリーまで来て一体何やってんだろう。

非常に悲しく情けなくなりましたが、落ち込んでる場合じゃない。

 

 

そして携帯が使えなくなったと思いこんだ私。

(実は駅にWifiサービスがあったのに、混乱しててちゃんと使うまでに至らなかった)

 

今度は正しいプラットホームで待ち、来た電車全部に一旦乗り込み、「ジャイプール?」と聞く作戦に出ました。

 

すると、2本目の電車がジャイプール行! 

ようやく乗り込みました。

 

GLクラス、乗り込むのに相当勇気が要ります。

車内はインド人でごった返しており、座り込んだり荷物棚に寝転んだりしてます。

外国人で滅多に乗り込むような人はいません。

んなもんだから、相当視線を浴びました。

「なんでこの人こんなとこにいるの?」みたいな感じで。

「私は普通だ」とクールを装い。

これから5時間ほど電車に揺られます。この時点でのち数時間後まで立ちっぱです!

 

これから更にまたとんでもない目に遭います!

次回こうご期待!

 

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